「バンダイ ROBOT魂〈SIDE MS〉機動戦士ガンダム00 2nd SEASON アリオスガンダム」レビュー　怪人の集会所II

ROBOT魂〈SIDE MS〉から、アリオスガンダムです。
硬、滑、柔と3つの素材を使った「カッチリ」遊べるシャープなモデル。
ROBOT魂 -ロボット魂- 機動戦士ガンダム00 2nd SEASON アリオスガンダム

一周

シャープで直線的なラインが特徴的な、アリオスのフォルムが良く再現されていると思います。
パーツの差し替え無しで飛行形態に変形することが出来るのですが、
それでいて全体のフォルムが崩れないのは、造型技術の賜物。

また、パッケージの説明によれば、遊びやすさを追求するため素材にもこだわりがあるとのこと。
シャープな部分にはABS、手で触れやすい部分にはPVC、関節にはPOMと3種の素材が使い分けされています。
特に、ABSのシャープさと、PVCの重量感の使い分けは面白いですね。
ズッシリ、カッチリ動かすことが出来ます。
ちなみにサイズは約12cmでHGとHCM-proの中間。
塗装の精度は今一つな感もありますが、実売2000円台前半ということを考えれば価格に見合った出来かと思います。

付属品として左右の持ち手、GNビームサーベル、GNツインビームライフルが付属。
他に腕にサブマシンガンの展開ギミックが搭載されています。
また、前述のようにパーツの差し替え一切無しで飛行形態に変形することが出来ます。

可動性

首は2重関節。

胸に可動軸があり、見上げるような動きが可能。
首を含めるとかなり上向きの体勢を撮らせることが出来ます。

肩は写真のようなパーツ構成。

上には大きくあげることが出来ますが…

前後には干渉が大きく90度程度しか回すことが出来ません。
これは、今回最も残念な部分。

肘は見た目どおり。
上腕に回転軸があり、手首はボールジョイントです。

また、翼は肩アーマーとの接続部で回転可能。
途中に折り曲げる可動軸があります。

腰は、画像の位置がフリー回転可能。。
また、股関節と本体との接続部がボールジョイントで前後左右に動きます。

ヒザはほぼ直角まで。

股関節は写真のような構造。
変形とも関りますが、モモの付け根に回転軸があります。

股関節は前後にはほぼ水平。

横はこんな感じまで。

足首はボールジョイント。
これも変形と関る部分ですが、つま先を折り曲げるように動かすことが出来ます。

変形機構のため、可動性は少々犠牲になっている感も。
特に肩は少しストレスを感じるかもしれません。
ただ、変形機構も含めて製品全体を考えれば、十分遊べるクオリティだとは思います。

飛行形態
パーツ差し替え無しで、飛行形態に変形が可能です。
変形方法は説明書が付属しているので割愛。
※スタンドはfigmaとフロイラインリボルテックのベースを組み合わせて作った自作品です。
正式には魂STAGE ACT2 アクションサポートタイプ(AA)に対応しています。